学校評価 自由記述に対する回答
電子化について
〔ご意見〕※一部のご意見を掲載しております。
・アンケートやコドモンやホームページなど、紙ベースから離れてとても情報を入やすく助かっています。今後もぜひペーパーレスを推進してほしいです。(必要なところは残して) 反面、今回の運動会関係では同じような?プリントが何度も配布されたイメージです。
・コドモンのアプリの活用について、蕨市の他校では授業風景写真をアップしたりしていると他校の保護者に聞いた事があります。コドモンでは子供の成長の記録等もできる標準機能があるようです。コドモンアプリを蕨市として採用しているのに関わらず活用しきれていないと感じています。
《回答》
便りやアンケートの電子化につきまして、肯定的なご意見を多くいただいております。引き続き、さまざまな事情を鑑みながら電子化を進めていきます。
また、お子様の映像・画像等の記録につきまして、本校では、HPや学級のGoogleドライブを活用して、発信しております。コドモンの機能をはじめ、各種電子化等につきましては、プライバシーの問題やメリット・デメリットを考えながら運用を検討していきます。
生徒指導に関して
〔ご意見〕※一部のご意見を掲載しております。
・コロナ禍の長期化によって、大人さえも自分の「正しさ」「普通」「基準」に閉じこもる傾向があると思います。教室の中では正解と正義が1つではないことを共有してほしいな、と思います。
・学年で行動する機会が多かったように思いますが、持ち物等でクラス事に意見が違っている事があるように思います。1組はダメで2組は良いというのはどうなのかと…。子供はさほど気にはしていなかったようですが親としては少し気になりました。
・通学路の子供達がやっぱりちょっと車道でふざけていたり、車の迷惑になっているなと感じます。事故にならないかいつも怖いなと思って見ています。
《回答》
決まりやルール、指導内容等、校内で統一しておりますが、発達段階等児童の実態に応じて、学年裁量になっているものもございます。いずれにしましても、教職員間で連携を図り、公正な指導ができるよう徹底していきます。併せて、個々の児童に合わせた柔軟な指導も心掛けていきます。それらを通して、多様な考え方や感じ方、価値観があることを児童自身が学んでいける環境を整えていきます。
登下校時の児童の様子につきましても、ご意見をいただき、ありがとうございます。引き続き、安全指導を行っていきます。ご家庭におかれましても、登下校時や放課後の過ごし方等、お子様と約束事を確認していただければと思います。
行事の内容や実施方法について
〔ご意見〕※一部のご意見を掲載しております。
・学校公開日を複数日用意して頂けると、両親ともに子供の様子を観ることができるので、検討頂けると幸いです。
・行事はできれば月末(31日)月初(1.2.3日)以外にしてほしい。
・コロナ禍でもさまざまな工夫のもと、教育活動を行なっていただき感謝しています。今週の運動会も楽しみにしています。まだまだ感染防止対策が必要とされる世の中ですが、少しずつ緩和の動きもある中、学校でも音楽会が復活したらいいなと、感じております。三年生はまだ一度も音楽会の経験がありませんが、友達と声や音を合わせて演奏するよろこびを、体験する機会を持てたらなと感じています。
・来校型の授業参観もオンラインで参観できるようにしてほしい。来校型の時には来ないと参観できないではなく、オンラインでもお願いします。
・コロナ後3年目の運動会、屋外でマスクを着用であれば、立ち見限定で人数制限を無くして欲しかった。小学校最後の運動会を祖父母に見せてあげたかった。他の自治体では人数制限なしで開催したのを知ると、ウィズコロナと変化している感染症対策に合わせて柔軟になってほしかった、非常に残念。
《回答》
行事の内容や実施方法、日程などに関しまして、ご意見をいただきありがとうございます。一つの行事を見ましても、内容や時期、実施方法等、様々な面で賛否のご意見をいただいています。今回いただいた意見を校内で共有したうえで、学校や地域、児童の実態を踏まえ、より多くの皆様にとってよりよいものになるように検討して参ります。
記名式アンケート実施のお願い(R3年度より)
本校の学校評価では、記名式での調査をお願いしています。
学校評価については、学校教育法第42条において、『小学校は、文部科学大臣の定めるところにより当該小学校の教育活動その他の学校運営の状況について評価を行い、その結果に基づき学校運営の改善を図るため必要な措置を講ずることにより、その教育水準の向上に努めなければならない。』とされています。
記名式の記載はございません。
しかし、前述の学校運営は、校長をはじめとする教職員だけが教育活動を実施しているわけではなく、家庭や地域も含めた方々が教育に参画しています。本校の児童の教育に参画しているものであれば、発言に責任をもち、共に学校運営をよりよい方向に改善していきたいと考えております。
確かに、アンケート調査において無記名の調査では、被験者の本音が引き出すことができる特性があります。また同時に、無責任な発言も出てくる特性があるようです。
心理学者フィリップ・ジンバルドは、人が匿名状態にある時の行動特性を実験により検証(1969年)しています。「人は匿名性が保証されていたり、責任が分散される状態では自己規制意識が低下し、『没個性化』が生じる。その結果、情緒的・衝動的・非合理的行動が現われ、また周囲の人の行動に感染しやすくなる。」という結果を出しています。
学校は、家庭や地域とともに協働して、中東小の子供達を教育していく必要があります。その観点から、本校の学校評価は、記名式でお願いしたいと考えております。
ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いします。